phpバージョンアップでメールフォームにエラーが起こった場合、その画面は真っ白になったり警告文が出たりします。
phpのバージョンの種類
php5.x(2004年~2018年(2019年))
php7.x(2015年~2022年)
php8.x(2020年~)
それまで普通に使用できていたメールフォーム(お問い合わせフォーム等)が急に使えなくなった場合、それがphpで作られたメールフォームである場合は、たいていサーバー会社によるphpバージョンの変更が原因です。
サーバーのphpバージョンアップの影響によるWordPressやメールフォームのエラー
実際、レンタルサーバーや共用サーバーを利用している場合、サーバー側でセキュリティ強化やパフォーマンス改善のために、定期的にPHPのバージョンが更新されることがあります。多くのケースでは自動的に切り替えが行われるため、ユーザー自身が気づかないうちに動作環境が変わってしまい、これまで正常に動いていたメールフォームが突然エラーを起こす、という現象が発生します。
特に古いPHPバージョンで作成されたフォームでは、使用している関数や記述方法が現在のPHPでは非推奨、もしくは削除されているケースが多く見られます。
たとえば、mail()関数の扱い方の変更や、文字コード処理、フォームのバリデーションの書き方などが該当します。そのため、エラーの原因を突き止めるには、まずサーバーのコントロールパネルなどから現在のPHPバージョンを確認し、以前使用していたバージョンとの差を調べることが第一歩になります。
また、エラーメッセージが表示されていない場合でも、送信が完了しない、メールが届かないといったトラブルが起きているときは、内部的にエラーが発生している可能性が高いです。サーバーのエラーログを確認したり、開発者や制作会社に依頼してコードの互換性をチェックしてもらうことをおすすめします。特にセキュリティ関連の記述が古いまま放置されていると、スパム送信や不正アクセスのリスクも高まるため、単なる修正ではなく構造そのものを見直すことも検討すべきです。
近年では、PHPのバージョンアップがより頻繁に行われるようになっており、旧バージョンがサポート対象外になるスピードも速くなっています。そのため、ホームページ運用においては、フォームの動作確認を定期的に行うこと、そしてサーバーの仕様変更情報をチェックすることが欠かせません。もしWordPressなどCMSを利用している場合は、プラグインのアップデートによって自動的に対応できることもありますが、独自フォームを利用している場合は手動で修正が必要になるケースがほとんどです。
つまり、「急に使えなくなった」というトラブルの裏には、サーバー環境の変化という原因が隠れていることが多いのです。フォームの修正や再構築は一時的な対応に見えて、実際には今後の安定運用を左右する重要なメンテナンスでもあります。